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代表取締役社長就任のご挨拶
このたび代表取締役社長に就任しました澤野裕次郎です。
祖父が創業し、3世代目の4代目の社長になります。
以前お世話になっている方から、「事業承継には2種類しかない。先代が亡くなってから引き継ぐか、生きているうちに引き継ぐかだ。」との話を伺っていました。父が祖父から事業を引き継いだ時は前者で、祖父が肝臓がんで亡くなった後での事業承継でした。今回、このようにして、父が元気なうちに事業を承継でき、かつ今後も二人三脚で事業運営をできるということは、父がやりたくても出来なかったことですので、非常に幸せに感じています。
私が幼稚園に入る前のことでしょうか。当時の自宅の近くに、「パチンコ8号線喜多町店」があり、そこに開店前に姉と遊びに行きまして、ホールを清掃している最中に遊技台の前の椅子に腰を掛け、足も届かずにあたりを見回していました。しばらくすると、店員の方が、遊技機のバケットに球を入れてくれ、球が払い出される様子を見て喜んでいた気がします。
二階の事務所に上がり、父と祖母に会い、お菓子をもらい、後ろで流れる館内の自動音声の声をよくもわからずに聞き、入社後にようやくその音声が大当たりスタートの音声だったことに気づきました。これが私のパチンコにおける原風景です。
パチンコ店はお客様に楽しんでいただく空間であるとともに、嫌なことを一時でも忘れることのできる癒しの空間という側面もあるように思います。パチンコ業界も以前に比べ縮小し続けています。そのうえ、設備投資も欠かせません。それでも、家と職場以外の「第3の居場所」として、今でも親しまれ続けています。これからも、少しでも今来ていただいているお客様や、市場のお客様が楽しんでいただける店づくりを追及していきます。
まだまだ未熟ではありますが、今後も末永く弊社弊店をご愛顧いただけるよう、専心努力致します。今後ともご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
株式会社八号線
代表取締役社長 澤野裕次郎